4/24 中学ことば

岸本です。

今日も、漢字と記事の読解の二本立てで進めていきました。

 

先週対策をした学校の小テストでは、それなりの点数がとれたようです。

それに満足せず、毎回満点を目標にこれからもがんばりましょう。

今週から、漢検準2級レヴェルに入っていきます。

「虞」や「謁見」といった日常ではあまり使わない言葉には、生徒さんも苦戦していました。

また、「渦中」や「禍根」といった似たような漢字のミスもありました。

部首の意味や文脈を通して、判別できるようにしましょう。

 

と、このような解説に熱が入ったためか、後半に新聞を書き写す時間がありませんでした。

そこで、今回は記事を音読した後、その記事に対する意見を、生徒さんに聞いてみました。

読んだのは「ネット悪用の人権弾圧 米、制裁へ大統領令」という産経新聞の記事です。

インターネットで人権を弾圧する技術に加担した企業や個人に金融制裁を科すというアメリカの対応は、一見「正しい」ようにも思えます。

生徒さんも初めはそう感じたようです。

しかし、このアメリカの対応は、敵対するシリアやイランを意識したものです。

そう考えたとき、アメリカが「人権」という言葉を、恣意的に用いている気がしてなりません。

私の意見を聞いた生徒さんは「なるほど」という顔をしていたように見えました。

新聞を読むときは、表面的な内容だけでなく、その背後にある当事者の意図も読めるようにしたいですね。

これに関連させて、「<DeNA>モバゲーは18歳未満に利用制限 アイテム課金で自主規制」という記事も読みました。

来週は、漢字だけでなく、記事の書き写しも出来るようにしたいと思います。