担当の梁川です。
「先生、あのクイズのやつやりたい!」というMadoちゃんのリクエストで、今日は以前にもしたことのある、「気持ちや様子を絵であらわす」取り組みをしました。(昨年度のことがよほど印象に残っていたのでしょう、「Kai君、あのときめっちゃたくさん描いていたよね〜!」とも言っていました。)
今回は、手の届くところへ色々な画材を配置しておき、描きたいものに似合う画材を自由に選んでもらいました。何枚か描けたところで互いに絵を見せ合い、どんな感じがするか、何が描かれていると思うかを言い合います。
Madoちゃんも私も、互いに何を描いているのかははっきりと言いませんが、「どうしようかな〜」などと独り言を言いつつ、にやにやしながら描く時間が続きました。
途中、手を止めて、斜め上の方をじ〜っと見つめている私に気が付き、Madoちゃんがこう言いました。
「考え過ぎちゃ、変なんになっちゃうよ。
・・・でも、考えないといけないときもあるのだけれど。」
これには参りました。まさにその通りなのです。絵を描くには考えることも大事ですが、考えすぎてもいけない、という場合もあります。考えたり、考えなかったり。絵を描く行為は、この往復運動のようだと常々思うのですが、その瞬間の私はまさに「考えすぎて手が止まっている」ときで、あまりに的を射ていたのでギクリとしました(苦笑)
描いて、当てっこをする(感じたことを言い合う)を2回繰り返して、今日の時間もあっという間に過ぎました。
Madoちゃんの作品
1.メラメラしたかんじ
2.ビクッとしたかんじ
3.はくしょん(くしゃみ)
4.キンコンカンコンの音
5.きれい
センセイの作品
1.おだやか
2.さがす
3.勇気