福西です。
4/19
「この問題が分からないので教えて下さい」と生徒の方から質問が出ました。次のような問題です。
1000の中に100はいくつあるか?
100が10集まるといくらになるか?
まずイメージとして、お金で考えるとよいです。
1000円札を100円玉に崩すと、何枚になるか?
100円玉10枚で何円になるか?
このような補助を経たら、ある段階からは、0の数の機械的な処理だと割り切って得意になることをおすすめします。つまり上の例では、
(割るので)「2個減らす」
(かけるので)「1個増やす」
とします。ただし、0を増やしたり減らしたりという操作には、生徒それぞれにピンとくるイメージが違います。それで、そばにいる大人があれこれ比喩を変えながら(当たりはずれも含みながら)、腑に落ちるものを一緒に探すことが必要です。
前回の続きで、九九から幾何を探ることをしました。
今回は前提を変え、円の8等分と6等分の場合で実験しました。
九九を10進法で考える限り、対称性が崩れることが分かりました。
(九九自体を8進法、6進法で計算し直せば、おそらく対称性が復活すると思います。ただしそれは発展的すぎるので、触れませんでした)
4/26
いつものように計算(文章題)プリントをした後、数理パズルをしました。数の穴埋め問題、かけ算パズル、覆面算などです。
間違い探しにリクエストがあったので、それも用意しました。生徒たちはあっという間に全問平らげました。一時間はあっという間だなと思います。