中学数学B(2017/2/9)

福西です。それぞれの課題を進めています。

Yta君は自分で「これをしたい」という問題集の付属CDを持って来たので、それをプリントアウトして1枚ずつ100点にしていきました。特に平行四辺形の証明問題に慣れました。また、図のような四角形の包含関係をおさえました。

おそらくその時は分かっても、まだ上の図がしっかり頭に入っていないと思います。そらで描けるようにしておいてください。きっと役に立つと思います。

 

Sちゃんは、数え上げの問題をしました。

例題

1,1、2、2、2、3、3、3という8枚のカード出数字を作る。何通りあるか。

式は簡単です。

もしカードのどれもが異なる特徴を持っている場合(1~8)は、単純に8!です。

それを重複(入れ替え)する分で割っていきます。

1は2枚あり、交互の入れ替えが可能なので、÷2(=2!)。(2倍多くカウントしているので)

2は3枚あり、その中で3!通りの入れ替え可能なので、÷3!。

3も3枚あり、同様に、÷3!。

8!/(2!3!3!)

と計算できます。

その他、計算に頼らず、手で数え上げるパターンの問題をしました。この場合は、具体的に図を描くことがポイントです。

計算問題か数え上げの問題か、最初は見極めにコツがいると思いますが、最初から図を描くクセをつけておけば十分でしょう。

 

Ywa君は、先週は整数の証明問題をしましたが、今週はユークリッドの互除法をしました。

なぜ最大公約数が見つかるのか、その視覚的な理解については、以前書いた「こちら」の記事をご覧ください。

また、互除法を応用して、不定方程式を解きました。

ただし不定方程式には、ふつうは合同式を使った方が楽なので、それもオプションで説明しました。