浅野です。
ついにJohn Dewey, Essays in Experimental Logicを読み終えました。
最後の部分は著者の言いたいことをそのまま述べている感じがしました。科学と日常生活とが大きくかけ離れているように見えようとも、科学は推論に適した方法を洗練させているだけであって、理論を裏付けるのはあくまでも実践であるという主張です。
現代の目から意地悪く見ると、科学的な分業の弊害(タコツボ化)などが考慮されておらず、普遍的な科学を楽観的に信じているように映りました。こうした問題を考えるためにも、デューイがこの本で述べていることは前提として理解しておきたいです。
読了おめでとうございます!