福西です。
前半は、『日本の昔話』(柳田国男、新潮文庫)より、以下の昔話(1話300字程度)を輪読しました。その中から1人1話ずつ選んで、「まとめる」ことをしてもらいました。
『下の国の屋根』、『知ったかぶり』、『やせ我慢』、『欲ふか』、『物おしみ』
T君が要約してくれたものを例に挙げます。
『物おしみ』(けちんぼう)
あるけちが2人いた。あるけちはとなりのけちにかなづちをかせといったけどあるけちは木のくぎか鉄のくぎかきいた。あるけちはてつだといった。もう1人のけちはかなづちがいたむと思ってかさないとことわった。しかたなくかしてほしかったけちは、いたむからつかってなかった自分のかなづちをつかった。
後半は『Dixit』という連想ゲームをしました(R君とSちゃんの希望)。これはカードの絵から一人が短い物語を連想します。そしてその物語を聞いた他の人たちが1枚ずつ類似した絵を出し、混ぜます。その中から本物の絵を当てっこするという趣向です。
今回は物語の部分を「俳句」でやってみました。(M君が俳句を作りたいと言ったことを受けて)。最初は五七五に落とし込むのが難しいかなと思ったのですが、そういうこともなかったです。うまく順番が回ってなかなか面白かったです。普段恥ずかしがり屋さんの生徒も手を挙げてくれていました。
2人や3人でもやったことがありますが、5人いるとこの手のゲームはやはり楽しいですね。