福西です。
この日は、生徒の希望で、百人一首をしました。
今回は読む機会を多く取り入れました。以下のように4試合し、その時、対戦していないグループの人は交代で読手を務めてもらいました。
M君v.s.R(私) 10対4 (6枚差で生徒の勝ち)
T君&R君v.s.R 10対8 (2枚差で生徒チームの勝ち)
Mちゃん&Sちゃんv.s.R 10対9 (1枚差で生徒チームの勝ち)
M君vs全員 10対7 (3枚差でM君の勝ち)
M君が強いのですが、他の生徒たちも負けじとなじみの札ができつつあります。
札は以下の20枚に限定し、同じ札(「五色かるた」での黄色グループ)を繰り返し使いました。何回も読み、耳に入ることになるので、暗唱の時よりも自然と歌になじめたのではないかと思います。
1 (上の句)春過ぎて… → (下の句)ころもほすてふ…
2 天の原 → みかさのやまに
3 これやこの → しるもしらぬも
4 住の江の → ゆめのかよひち
5 山川に → ながれもあへぬ
6 久方の → しつころろなく
7 白露に → つらぬきとめぬ
8 浅茅生の → あまりてなとか
9 由良の門を → ゆくへもしらぬ
10 八重むぐら → ひとこそみえね
11 滝の音は → なこそなかれて
12 大江山 → またふみもみす
13 淡路島 → いくよねさめぬ
14 秋風に → もれいつるつきの
15 ほととぎす → たたありあけの
16 村雨の → きりたちのほる
17 み吉野の → ふるさとさむく
18 花さそふ → ふりゆくものは
19 夜もすがら → ねやのひまさへ
20 玉の緒よ → しのふることの
「春過ぎて」、「天の原」、「久方の」、「これやこの」が共通の人気札でした。「天の原」はちょうど学校で習っていて、なじみがあったそうです。
さらに「住の江の」と「村雨の」、「ほととぎす」が1字決まり。これもよく狙われていました。
今回の札の並びでは、「由良の戸を→ゆくへもしらぬ」は「ゆ→ゆ」で取れます。
M君はまんべんなく、R君は「八重むぐら」、Sちゃんは「春過ぎて」、Mちゃんは「淡路島」、T君は「秋風に」を得意にしているのが目立ちました。
最後の5分は坊主めくりをしました。