福西です。
この日は秋学期の最後のしめくくりに、かるたをしました。
最初に、冬の百人一首を2首紹介してから入りました。
山里は冬ぞさびしさまさりける 人目も草もかれぬと思へば
源 宗于(むねゆき) 百人一首 二八
田子のうらにうちいでてみればしろたへの ふじのたかねに雪はふりつつ
山辺赤人 百人一首 四
かるたでは、「五色かるた」をばじめて使用しました。
使ってみてこれは便利だと思いました。
1)20首ずつ区切って遊べる。
2)取り札の裏に、上の句が書いてある。
特に私は2)がいい配慮だなと思いました。暗記時間(札の配置を覚える時間)の時に、初心者だと札自体を覚えていないので手も足も出ないところですが、これなら「どう詠まれたらこれが取れるのか」ということを自分で確認しながら、試合に臨むことができます。
とはいえ、上の句から読むこともまだプレッシャーだという人もいたので、今回は下の句だけを読むルール(20枚)で、2回戦しました。これだと普通のかるたのように、あまり力の差を感じることなく競技を楽しむことができました。
そして最後に、上の句から読む、本試合のルールで1回しました。2対2でチームを組んでもらいました。こちらも負けたくないという気持ちが伝わって来て、盛り上がりました。
様子はギャラリーでご覧ください。
少し気が早いですが、お正月などにぜひお家でもまたしてみてください。
なお、冬学期の初回は12/13(火)になります。
【追記】
講師都合により、12/13は休講とさせていただきます。冬学期の初回は12/20(火)となります。
どうぞよろしくお願いいたします。