岸本です。
いつも通り、リスニングと単語を終えた後、前置詞の問題を解いて、今年度の文法のまとめとしました。
リスニングは、英検5級レベルの問題ですが、選択肢まできちんと聞き分けないとわからない問題が多くありました。
しかし、疑問文のはじめを注意して聴くこと、主語を把握することで生徒さんは、ほとんどの問題を正解してくれました。
基本をしっかり体得できている証拠です。
また、単語も前回の単語も含めてしっかり覚えていました。
単語はこれからも付き合っていく大事なものですので、この一年で培った単語の勉強法を日々改良しながら、語彙力を増やしていきましょう。
後半は、前回のテストの見直しで間違いが多かった前置詞について復習していきました。
前置詞は続く名詞とセットになって、形容詞や副詞の役割を果たします。
その基本を再確認した上で、様々な問題に取り組みました。
問題を解く中で、「in」や「at」の違い、「on」を使う場合などを確認していきました。
いまいちわかっていなかったところもあったようですが、これを機に覚えなおしていきましょう。
最後は、長文の空欄補充問題でした。
文法全体の復習も兼ねていましたが、よくできていました。
基本は良くできていたようですので、あとは英文に慣れて様々な文法や表現を自分の中に位置づけていければ大丈夫だと思います。
そのためにも、毎日英語に触れるよう、勉強を頑張ってください。
先日英語特講で生徒たちの現状をじかに見る機会がありました。今の時点でこれだけできていれば心配ないと言える出来栄えでした。もちろん油断は禁物ですが。岸本先生のエントリーは世間が期待する「派手さ」はありませんが、逆に、なかなかこれだけ「基礎」をていねいに固めることのできる機会は学校や一般的な塾ではないと言えます。世間は、先へ先へと急ぐことに重きを置いています。それはそれで大切ですが、一方、このクラスのように、人間は忘れる動物であるという前提で、習ったことを何度も確かめながら、一歩一歩着実に前に進む時間を持つことも大切である、ということを私からも強調しておきたいと思います。