「山びこ通信」2016年度春学期号より下記の記事を転載致します。
『しぜん』(B2)
担当 藤田温士
「しぜんB2」クラスは六年生の男の子二人と三年生の女の子一人の高学年クラスです。前任の先生から引き継いだクラスで、お山の学校に関しては子供達の方が詳しく、山を案内してもらうところからスタートしました。以前にどんなことをしたか。何を発見したのか。どこまで行ったのか。子供達は目を輝かせながら当時の思い出を語ってくれました。その姿は、子供達にとって自然の中で過ごした時間が、いかに大切なものであるのかを感じさせてくれました。
子供達と山を歩くと、持ち前の好奇心と発見力を大いに発揮し、色々なものを拾って見せてくれます。あるときには「ゼンマイ」という山菜を大量に、またあるときには「鹿の骨」を見つけて見せてくれました。このように、自然を五感で感じ取り、大人よりも多くの情報を山から吸収しています。
これからは山の中での発見をまとめた「見つけたもの図鑑」を作りながら、自然の中で色々なことに挑戦していこうと思います。