『つくる』1年・2〜3年A・3〜4年・5〜6年 クラス便り(2016年6月)

「山びこ通信」2016年度春学期号より下記の記事を転載致します。

『つくる』(1年・2〜3年A・3〜4年・5〜6年 )

担当 福西亮馬

山びこ通信’16春(完成)B5
1年生クラスでは、男の子は空き箱を使った工作をよくしました。カッターナイフやホットボンド、ラッカーといった新しい道具も、危なくない範囲で夢中になって試し、どんどん手の内に入れています。女の子は、米粉ねんどで色々な食べ物を作りました。ねんど自体が着色されていて、絵具を使わずとも指で混色できる楽しさに、すぐ入り込んでいました。

山びこ通信’16春(完成)B5
2~3年生クラスでは、木工をよくしました。森で拾ってきた枝を相手にのこぎりで格闘し、最後はパチンコを作りました。またバルサ材をボンドでくっつけて、真田幸村の刀や貯金箱を作りました。最近ではダンボールの武器作りに夢中になりました。

山びこ通信’16春(完成)B5
3~4年生クラスでは、「こんなものを作りたい」というリクエストがよく出てきます。それで、ゴム鉄砲やロビンフッドの弓、モーターで動くスピードカーなどを作りました。その後は(去年のクラスでした)ダンボールに回帰して、好きな武具を作り、チャンバラごっこを楽しみました。

山びこ通信’16春(完成)B5
5~6年生クラスでは、ひねもす(パイプ工作)とホットボンドでボウガンを作りました。的に刺さるための矢の改良に、時間を忘れました。またこの間、折り紙のユニット折りで120枚組の多面体を完成させました。

生徒たちが夢中になっている時。帰り際に笑顔を見せている時。次はこうしようという期待をしゃべりながら石段を下りている時。そうしたかけがえのない時間のパーツを、次回もまた作っては組み立てていく、そんなお手伝いが、私にもできたらいいなと願っています。