福西です。
かけ算かるたの続きを作りました。
表にかけ算、裏に答を書きます。
K君は前回が11の段だったので、「こんどは12の段をするぞ」と、12×30まで作りました。
Y君は900×900などの大きな数の計算カードを作りました。
今回は大きな数についてのみ、電卓を使ってもよいこととしました。
ただし、答には自分で責任を持ってもらいました。その意味で、漫然とではなく、集中して作ってもらいました。
K君は12の段を作り終えた後、九九の表の拡張に興味が向いたので、それを続けて作ってもらいました。
Y君とは、できたカードでかるたをしました。今回のルールは、「1の位が~になるもの」としました。そこで、どうやったらそれが分かるか、計算方法を教えました。
たとえば12×27なら、1の位だけを見てかけ算します。つまり2×7=14です。この14の4が、12×27(=324)の1の位になります。
これで、「0になるもの」「2になるもの」「4になるもの」…と、次々と取っていきました。「0が一番多いなあ」とY君。前回に0×10=0などの札を入れていたからでした。
そのあと、K君が「手伝って!」と言うので、Y君も一緒に作成しました。それがこちらです。
K君は電卓は使わずに、途中から、「2列目は2ずつ増える、3列目は3ずつ増える…」というように、法則を見つけて応用していました。
K君はこの作業をいたく気に入っていました。
この興味がどこにつながっていくのか、楽しみです。