1020 山の学校ゼミ(倫理)

浅野です。

 

西田幾多郎『善の研究』、和辻哲郎『風土』と日本独自色の強い思想を見ました。

 

西田は主客が分化していない純粋経験を提唱します。こうした考えは主語を明示しなければならない西洋系の言語では思いつくのが難しいのではないかと想像します。

 

和辻の『風土』はおもしろいし説得力があるものの、先行研究を引用してその上に何かを付け加えるというスタイルではないので扱いに戸惑います。