福西です。きれいな、大きなダンボールをベースに使って、そこから思い思いに夢を膨らませていきました。
E君の発案で、ブースが二つに分かれることになりました。途中お引越ししたり、お互いの家に訪問し合ったり、楽しい時間を過ごしました。窓、ドア、柱、壁、屋根、通路。いろいろなことを実現しました。
「テント」と「お家」は、せっかく作ったのですが、次に教室を明け渡す必要があるので、みんなで片づけました。すると帰り際に、
「今度はさ、みんなで一つのマンションを作ろうよ!」
「おっきなの!」
「なあ、~ちゃん、それを一緒に作らへん?」
「うん、いいよ!」
「じゃあぼく、今度、設計図かいてくる!」
「ぼくは宝箱持ってくる!」
「わたしは鍵を持ってくる!」
という会話が聞こえてきました。
私はそれが、この時間に生じたことの「すべて」だと感じました。
次また見る夢に、新しい雪を用意しておきたいと強く思いました。