浅野です。
judgement of valueという標題の2節の途中まで進みました。
valueにはprizeのような(あるものをよいものだとして)尊重するという意味もあれば、estimateのような査定するという意味もあり、それが議論の混乱をもたらしていると論じられます。appreciateという単語も同様です。デューイはそれを切り分けて、(あるものをよいものだとして)尊重するかどうかは取り入れるまたは排除するという行動により判定できるのであって、知的作業が介在するとは限らないと主張します。
valueやappreciateの多義性は英語ならではの問題ですね。