浅野です。
14章に入りました。
プラクティカルな判断について述べられているところです。プラクティカルな判断はendsとmeansの両方を含んでいます。meansは手段だとして、endsは目的、終末、結果といろいろな日本語が想起されます。
there is no ground for marking it off from judgments of the form SP, or mRn
このような文があり、SPやmRnが何を表しているのか理解するのに苦労しました。インターネットの力を借りて調べていると、SPはS is Pという「SはPだ」のように属性を叙述するような命題を表し、mRnはm relate to nという「SはPと関連している」のように関係を叙述するような命題を表しているのではないかと思い至りました。そう考えると「彼は医者に行くべきだ」のようになすべきことを示した命題(上記引用中のit)をSPやmRnと区別できることに根拠はないという反論だと解釈できます。