ことば2~3年(2016/9/21)

福西です。

漢字の「なりたち」は意味がより深くわかって、面白いです。今回は興味をふくらまそうと、「なりたち」文字で書いた文章を読むクイズをしました。

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「先生はヒント言わんといてや!」と、辞書をめくるYu君のこだわりが、とても情熱的でした。Rinちゃんのひらめきが鋭くて、「あ、そうか!」ということがよくありました。二人して、ワイワイ楽しく解きました。

tikara「なんだろう、これ?」と一番手ごわかったのは、「力」のなりたち文字でした。ヒントはすぐそばに出てきた「男」というなりたち文字でした。

男と田から推理して、「これは力だ」と分析しました。なんだかロゼッタストーンごっこでした。

私も小学生のころ、「田んぼで力を出すから男」と教わった時、「おお、ほんまや!」と字を見ながら思ったことを、懐かしく振り返りました。それを伝える番になったんだなあと、しみじみ思いました。

毎週のように新しい漢字を習うこの時期は、興味の共有を楽しみたいと思います。

 

『アラジンとまほうのランプ』(世界文化社、矢部美智代/文、牧野鈴子/絵)を読みました。

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アラジンが悪い魔法使いに、ほいほいとついていくところで、「あーあ」と生徒たちから声が洩れました。それが面白いなと思いました。アラジンの手に入れた魔法のランプは、何回でも願い事を言えます。「願い事は3回までじゃないの?」と、それを生徒たちは不思議そうにしていました。

そういえば、以前に読んだ『きんのさかな』も、願い事系のお話だったなと思い出しました。