岸本です。
お久しぶりです。
春学期は、アレクサンドロス大王と中国の三国時代を中心に扱いました。
今回は、イントロダクションとして、いろいろな話題に触れながら、秋学期のテーマを決めました。
生徒さんの希望を聞くと、自分ではあまり勉強しないだろう分野として、西洋近代史を挙げてくれました。
近代史という用語から、まずは時代区分の話に移りました。
古代・中世・近世・近代・現代…いろいろな区分がありますが、それぞれを特徴づける要素を考えていきました。
例えば、中世には封建制などがありますね。
また、その時代区分にはいろいろな説があることなどから、あくまで歴史を考える人の考え方に依存するものだと、絶対視しない方がよいという私の主張も示しました。
その後、西洋近代以前の中世について、最近見直しが進んでいること、逆に、近代の価値観が必ずしもポジティブには受け取められないということを紹介しました。
近代史という用語から、まずは時代区分の話に移りました。
古代・中世・近世・近代・現代…いろいろな区分がありますが、それぞれを特徴づける要素を考えていきました。
例えば、中世には封建制などがありますね。
また、その時代区分にはいろいろな説があることなどから、あくまで歴史を考える人の考え方に依存するものだと、絶対視しない方がよいという私の主張も示しました。
その後、西洋近代以前の中世について、最近見直しが進んでいること、逆に、近代の価値観が必ずしもポジティブには受け取められないということを紹介しました。
また、春学期も似たようなことを話し合いましたが、現代の人々が歴史を考える意義について、最近のニュースなどから考えていきました。
時に歴史は、争いや非道な支配の根拠とされてきました。
しかし、それは歴史を学ぶ本当の意義ではなく、むしろ互いを理解するための根拠とすることが、現在ではもっとも大事なことだと思います。
そこから更に、現代の国家の起源に話が移り、ナショナリズムやアナーキズムといった考えにも話が及びました。
その背景・根源に大きく影響しているという点でも、秋学期のテーマは西洋近世・近代史を知ることは重要でしょう。
次回は、近世・近代に先立つ中世を概観し、近世への移行を中心に話を進めていく予定です。
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