ラテン語初級文法

前川です。

ラテン語初級文法、順調に進んでいます。
昨日は20-24課まで進めました。
第三活用が全て終了しました。これで山場を超えたことになります。

第三活用名詞・形容詞を見分ける際のポイントです。
1)主格の形
2)属格の形
3)性別
これを辞書で確認の上、活用表にて同じタイプのものを探しましょう。

「完了受動については、なぜ全ての活用が記載されていないのか?」という質問がありました。完了分詞が形容詞的に活用するため、もし記載するとなるとかなりたくさんのパターンを書かねばなりません。そのため、通常はどの文法書でも代表的な形(単数主格、複数主格)のみを載せています。

完了分詞は形容詞的な性格を持ちますので、対応する語と性数格が一致します。これは、現代語の助動詞として使われるドイツ語のhaben/sein、フランス語のavoir/etreにおいても同様ですね。(sein, etreの場合は性数格が一致する)

◆次回は25-29課です。もう半分は越えました(^^ )