岸本です。
今日は、先週休んでいた生徒さんが来てくれましたが、それと入れ替わりで別の生徒さんがお休みでした。
そこで、生徒さんのテストの見直しと、先週休んでいたので挑戦できなかった英検5級の問題を解いてもらいました。
持参してくれたテストでは、単語や文法は良くできていましたが、長文や英作文でのミスが見られました。
英作文では、クエスチョンマークの付け忘れや、単語の綴りミスといった単純なミスが目立ちましたが、それは時間に余裕があれば解けていた問題でしょう。
惜しくはありますが、学力という点では大きな問題ではないでしょう。
他方で、長文のミスは、設問の意味を取り違えていたり、そもそも問題文の理解が甘い部分が多く見られました。
落ち着いて設問を読むと共に、問題の長文全体に一度は目を通してから(必ずしも精読する必要はありませんが)、設問に挑むのが良いと思います。
また、長文に対して苦手意識があるならば、一日に数行でもよいので、「英文を訳す」ということを日課として続けてみてはどうでしょうか。
最初はできる範囲、一行でもかまいません。
長文を恐れずに、慣れることが大事だと思います。
後半は、英検5級の問題に挑戦しました。
これは、先週の生徒さん同様9割に近い正答率を見せてくれました。
やはり、基礎はしっかりできているようですね。すばらしいと思います。
間違えたところも、慣用表現など、触れたことのないものが大半でした。
これを機に、そのような表現を吸収していって、英語表現の幅を広げてもらいたいと思います。
来週、生徒さんが久しぶりにそろってくれれば、単語やリスニングにまた取り組みたいと考えています。
前半に辛めの問題で多少落ち込んだかも知れませが、後半の問題(英検5級)で俄然ヤル気が倍増したかも知れません。先生がされたように、ちょっと背伸びしないといけない問題と、足元を固める問題をセットで取り組むのが人間心理にとって良いですね。4~6割くらいの正答率の問題ばかりやっているとうんざりします。9割の問題は一時的に気分はいいですが、ミスをした1割の部分こそ、次の飛躍のためのヒントが詰まっているので、油断せず満点を目指してほしいと思います。私は同じ趣旨で、高校生は高校受験の英語の問題であれば、全部満点を目指すべきだと思います。単語は平易なわけですが、高校受験には英語で大切なすべてがつまっています。