浅野です。
初参加の方も含めて6名の参加でした。
数学の勉強のやり方について中学生から相談を受けました。学校指定の問題集はもちろん、自主的に別の問題集もやっているのにテストではあまりできないという内容でした。いろいろと話し合って、広く薄くやるよりも狭くてもよいので深くやるほうがよいのではないかという結論を出しました。計算問題で間違えたらどの行でどのように間違えたのかを一つずつ特定する、文章題では何となく式を立てて解くのではなく人に説明できるほど深く理解するといったことです。文章題についてはいくつか試しに解いてもらい、深く理解できているかを確かめるために私が厳しく突っ込みました。
数学の練習をたくさんしているのに伸び悩んでいるという方には上記の内容が参考になるかもしれません。
狭く深くというのは本当にそうだと思います。広く・・・と思う気持ちはあせりからきます。生徒には「この一問との出会い」というのを大事にしてもらいたいと思います。腹の底から理解すれば他人に教えられます。クラスのわからない友達や将来的には自分の弟や妹に教えてあげられたら言うことなしです。「わかる」という一言について、個人差があります。実力者ほどそのレベルが高いです。先生がしてくださっていることは、このレベルの引き上げだと思い、感謝します。