福西です。
百人一首で、以前自分で覚えると決めた三首のおさらいをしました。そのあと、新たに一首追加して覚えました。
M君
・おもひわび
・風をいたみ
・うかりける
・よをこめて
R君
・せをはやみ
・ちぎりおきし
・あさぼらけ(あり)
・よもすがら
Sちゃん
・あはぢしま
・あひみての
・わたのはら(やそ)
・かぜをいたみ
(赤字が今回追加した一首)
今回は、自分たちでも歌を詠みました。
Sちゃん
6月に かいとうきっと あらはれた
はんにんさがし だれなんだろう
R君
夜があけて おきたらさきに うっすらと
まんげつ見える あさはやきころ
M君
ダンゴムシ しょっかく動く のろのろと
たまごをかかえ 歩きつづける
Sちゃんは学校での出来事を、R君は月に対する詩情を、M君は山の学校に来る道中に拾ったダンゴムシのことを、それぞれ歌にしてくれました。五七五七七の定型にうまくつかまえてくれたと思います。
後半は、生徒たちが先週自作してくれた「上の句かるた」を、おチラシでしました。
上の句だけを読み上げ、その通りの句を探します。それだと、いろはかるたと同じ形式ですが、札には崩し字で書いてあります。それなので、なかなか見つけるのが難しかったです。パズル感覚を楽しみました。
「まず隗より始めよ」ではないですが、上の句に集中した取り組みは、歌を覚えてない初心者の人にとって、補助になると思いました。時々こうして切り口を変え、耳で覚える機会を増やしていければと思います。