0528 英語講読C(John Dewey, Essays in Experimental Logic)

浅野です。

 

10章の途中まで進みました。私なりの理解を簡単にまとめます。

 

realismもidealismも認識を介在させれば同じことの二側面に過ぎないといったことが論じられます。realismの立場からは認識というからには認識される対象があるはずだと主張されますし、idealismの立場からは認識というからには認識主体があるはずだと主張されます。実際のところは、何らかの対象を認識する際に認識主体が立ち現れるのであって、対象と主体とを切り離して考えるから矛盾するように思えるだけなのです。