浅野です。
9章を終えました。
眼球を圧迫すると像が二重になるといったことや、星の光が見えてもその時にその星本体が存在するとは限らない(光が我々の目に届くのに何年もかかる)といった具体例を通じて、idealismもpresentative realismの立場が検討され、デューイの結論としてはどちらもそれほど変わらず、それだけでは妥当な説明ではないということになります。物体そのものとは異なる認識対象を想定する時点で、presentative realismもidealism的な考えの侵入を許しているということです。
このあたりの説明はややこしいです。