岸本です。
今日は前回のプリントの続きに加えて、簡単な問題をいくつかやり、最後に英単語のしりとりをしました。
それについてはできるようになったので、今度は「主語+動詞+形容詞」の形を確認です。
しかし、ただ復習するだけでなく、発展的に行いました。
例えば“This is a heavy bag.”の文を“This bag is heavy.”という文に変えてみるのです。
最初は戸惑っていましたが、何問か反復してなじんでもらえたと思います。
そしてまとめとして形容詞の使い方には直接名詞を修飾する方法とと単独で主語を修飾する方法の2種類あることを確認して、いったん形容詞については終わりです。
次に英語の絵本を見て、簡単のyes/noクイズを行いました。
いくつか初めてみる単語もあったようなので辞書で調べてもらいました。
その際出てきた“the”という冠詞も覚えました。
その概念は本当は難しいのですが、ただ今はそれほど言わずに、指定されたものや二回目に出てきたものにつくとしか教えませんでした。
あまり言い過ぎても混乱させるかもしれないと思ったからです。
最後に英単語でしりとりをしてみました。
本当はあまり続かないんじゃないかと不安でしたが、実際やってみると私がそれほど手伝うこともなくぽんぽんと単語が出てきて、私自身がびっくりしました。
英語をはじめて2ヶ月足らずの生徒さんから、20分の間に(私の雑談も含めて)16個もの単語が出たのです。
私が思う以上に、二人ともよく勉強しているなと感じました。
(同時に私自身がもっと生徒さんの状態をつかんでおくべきだと反省もしました。)
ただ“l”と“r”で始まる単語を混同しているようなので(例えば“risten×→listen”など)、そこだけ注意してもらうようにしました。
春学期は最初と言うことであえてゆっくりとしか進みませんでした。
見ている限り、生徒さんも英語に慣れてきているところが見受けられましたので、今後は少しずつ教える量も増やしていけたらいいなと思います。
あくまで復習をメインにですけれども。
>復習をメインに
これが正解だと私も思います。復習すると前に進みたいという気持ちが生徒の側に育ちます。
やる気を育てるとよく言いますが、じゃあどうすれば?という答えになる部分が、岸本先生の
クラスにはあります。ひとことでいえば、「復習をメインに」に尽きるでしょう。この意味が
わからない人は世の中においてマジョリティです。我先に、前へ前へ。他人より少しでも
「早く」「たくさんのことを」教えてほしいというニーズ。消化不良になるのが当然ですね。
子どもで言えばたくさん食べて早く大きくなれ、といわんばかりに、口にいっぱい詰め込んであげる。
自分で食べるゆとりも奪われ、消化したり、咀嚼したりできない不幸がいっぱい世の中にはある。
岸本方式だと、間違いなく「自分で学ぶようになる」と信じます。複利の計算式が示すように、
尻上がりに実力が急上昇するというイメージです。