Aさんは今週も英語で書いた学習記録表を学校で書いたまま忘れてしまったようで、英文読解の続きをしました。用意していたものを全部終わらせてしまったので、もしものときのために準備していた難しい版(大学入試レベル)を渡しました。それでも国語力で何とかしていたのはさすがです。
Bさんは学校で進んでいる範囲の問題を解いていました。もうかなりの理解に達していて、質問が高度です。例えば、”Which city did you visit?”のwhichに引っかかったようで、おそらくwhichは主語として用いることが多いのに、そのように形容詞的に用いられるのに違和感を覚えたのでしょう。
Cさんからは、英語の読解で、学校で指定された範囲の英文とその和訳があるが、どのように勉強すればよいかを質問されました。英文だけを見てその意味がわかるかを考え、辞書を引いた単語には印をするか書き出すかすればよいと言いました。そうして詰まったところは,
“raise the carp”でraiseを辞書で最初に出てくる「上げる」と考えて意味が通じなかったことと、cannot help ~ingという構文がわからなかったことの二点です。こうした疑問は一人ではなかなかわからないので、質問してくれるとよいでしょう。
Dさんは学校で指定されている範囲の仮定法と譲歩構文の問題をしていました。仮定法では未来の仮定(shouldとwere to)と「~がなければ」という表現(without ~=but for ~=If it were not for ~)が思いつかなかったようなので、これらを覚えてくれたらもう大丈夫かなと思います。
>Aさんは今週も英語で書いた学習記録表を学校で書いたまま忘れてしまったようで、英文読解の続きをしました。用意していたものを全部終わらせてしまったので、もしものときのために準備していた難しい版(大学入試レベル)を渡しました。それでも国語力で何とかしていたのはさすがです。
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未知の単語が混ざっていても、国語力で何とかする!すばらしいです。本当の意味で基礎の力が身についた段階では、1)自分の考えを英語で表現してみる、2)レベルの高い英文も、辞書に頼らず何とか読んでみる、といった「背伸び」が大事です。普通は、1)も2)も経験しない(させない)ものですが。英語って、いつまでたっても、わからない単語は少なからず混ざっているものですし、作文にしても、ミスはつきものです。完璧にしてから読解や作文に挑戦する、という順番では、一生何も出来ないままでしょう。一方、Aさんがされているように、実際に英文を「読んでわかる」とか、書いた文章を「わかってもらえる」という経験を重ねることで、ぐんぐん「自信」がついていくと思います。
>Bさんは学校で進んでいる範囲の問題を解いていました。もうかなりの理解に達していて、質問が高度です。例えば、"Which city did you visit?"のwhichに引っかかったようで、おそらくwhichは主語として用いることが多いのに、そのように形容詞的に用いられるのに違和感を覚えたのでしょう。
本当にそうですね。質問のレベルが高いです。あと、「場所」を尋ねる問いなのに Where でなくて Which を遣うのはなぜ?という疑問も(Bさんがそう思っているわけではないのですが)、よくある疑問ですね。この謎が解けると、英語の表現が限られたいくつかのパターンで成り立っていることに気づき、勉強が面白くなります。面白く感じられるようにご指導いただいていると感じています。
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>Cさんからは、英語の読解で、学校で指定された範囲の英文とその和訳があるが、どのように勉強すればよいかを質問されました。英文だけを見てその意味がわかるかを考え、辞書を引いた単語には印をするか書き出すかすればよいと言いました。そうして詰まったところは,
>"raise the carp"でraiseを辞書で最初に出てくる「上げる」と考えて意味が通じなかったことと、cannot help ~ingという構文がわからなかったことの二点です。こうした疑問は一人ではなかなかわからないので、質問してくれるとよいでしょう。
英語の取り組みはコツがわかりかけても、どうしても慣用表現があったりして、文法の知識だけで(つまりパターン分析だけで)処理できない問題が出てきます。Cさんの気持ちがよくわかります。annot help… で言えば、本当は help を調べてみるのも一つの手ですね(笑)。なかなか時間とのかねあいもありますが。英語は、こういう「知っている」単語に思わぬ伏兵が潜んでいます。で、ほとんどの生徒は辞書で確認しないままです。こういうとき、気軽に先生に質問し、勉強の仕方、辞書に使い方などをじかに手ほどきしてもらうのがよいですね。
>Dさんは学校で指定されている範囲の仮定法と譲歩構文の問題をしていました。仮定法では未来の仮定(shouldとwere to)と「~がなければ」という表現(without ~=but for ~=If it were not for ~)が思いつかなかったようなので、これらを覚えてくれたらもう大丈夫かなと思います。
英文法で言えば、最後のつめの部分ですね。とってもレベルの高い単元ですが、面倒がらずに数パターンの分析を生徒がのみこめたら、こわいものなしですね。
それぞれ異なる学年、ニーズに対し、きめ細かく対応していただき、感謝です。また、それぞれのやりとりを、無言うちに耳にしつつ、「あの学年になったらああいうことを学ぶのだな」と感じることもメリットになるでしょう(自分より下の学年のやりとりは、上級生にとってよい復習になります)。