浅野です。
Kさんはまだ学校の定期テストを返してもらっていなかったので、見直すことはできませんでした。この一年で一通りのことはできたと思います。あとは自分で辞書を引けば何とかなるというところまでたどり着きたいものです。
Sさんは返却されたテストの答案を見せてくれました。前回にしていた文法の範囲は完璧でした。和文英訳が問題のかなりの割合を占めていて、そこが難所だったようです。どのように採点されているか自分だけではわかりづらいでしょうから、一つ一つ解説をしました。学校では人数が多いのでなかなかそこまではできないと思うので、これからも機会がある度に聞いてほしいです。反省点としては、まずは主語と動詞をはっきりさせることです。
>辞書を引けば何とかなる
語学の学習目標の一つの目安でしょう。これができると、自力でどんどん勉強を進めることができますね。
>和文英訳
日ごろが肝心といえるかもしれません。地味なのですが、日本語→英語に置き換える訓練を意識して実践することで、試験では「自然と」答えが浮かぶようになるはずです。また、そこまで練習しなければ使える状態ではないわけです。和文英訳の重要性を強調する先生は少ないです。たぶん、浅野先生がかかれたように、集団教育になじまない(個別に添削するほかない)からだと思います。
和文英訳というと、熟語を暗記してなんとかしようという生徒も見かけますが、それは基礎がしっかりできた人のやる話で、最初から熟語に気持ちが向かうのは「本末転倒」です。
王道はずばり、中学レベルの英語を瞬間英作文できるように練習を繰り返すことでしょう。100人に1人もやらない学習法でしょうから、100人に1人の「何か」が起こるでしょう。