1202 中学・高校数学A

浅野です。

 

SPI等の就職数学に関してはしっくりとくるやり方をともに探っています。

 

この日はいくつかの与えられた条件から確実に言えることを選ぶという推論の問題をやりました。この手の問題のコツは、意地悪な性格になって、選択肢が成り立たないような状況を考えることです。

 

なぜそうするのかを身近な例で説明してみます。例えば「クラスの全員が携帯電話を持っている」ということが確実に言えるかどうかを検証するには、Aさんも持っている、Bさんも持っている、と携帯電話を持っていそうな人から確かめるよりも、Zさんは持っていないだろうと思ったけど持っていた、Yさんは持っていないと思ったらやっぱり持っていなかった(だから「クラスの全員が携帯電話を持っている」ということが確実に言えるわけではない)と、携帯電話を持っていなさそうな人から確かめるほうが早いです。

 

このように、ある命題が成り立つかどうかを調べたい場合には、反例を探すようにするのがコツです。