1126 山の学校ゼミ(倫理)

浅野です。

 

受講生の興味関心からマックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を読みました。

 

これはプロテスタンティズムの倫理が資本主義の精神にいかに関わっているかを記述した本です。特にカルヴァン派のプロテスタントは予定説の中で自分が救われているかというしるしを求めて禁欲的に職業労働に励み、娯楽などにお金を使ってはいけないので得たお金を資本として用いたという議論です。そこで想定されている経営者は、贅沢をしてお金を使う社長ではなく、孫正義さんのように事業で獲得した資金を次の事業に投資するような人のイメージです。