岸本です。
朝夕の冷え込みが増してきましたね。
生徒さんも、ここ一週間風邪だったようです。
今日から学校にも出ているそうですが、あまり無理をしないで、体をしっかり休めてください。
今日は単語の確認と、一般動詞と複数形の問題演習を行いました。
次回へ回す復習分がやや多めに残ってしまったので、新しく出す単語を少し調節して、復習に重点を置こうと思います。
逆に一般動詞の問題演習はすこぶる調子がよかったみたいで、大きなミスはあまりありませんでした。
苦手だといっていた三人称単数現在の-sも、クラスの最後には「だいぶ分かってきた」と言ってくれました。
それでも、今日から始めた複数形では、まだ難しいところがあるようです。
今回の問題では、複数形の主語をもつ疑問文の答え方に、ややてこずっていました。
例えば、”Are you and Tom good friends ?”という疑問文に答える時は、”Yes, we are.”か”No, we aren’t.”となります。
ここで重要なのは、”you and Tom”を受けるの代名詞として、”we”を用いることです。
また、疑問文の主語が”Ken and Tom”であれば、答えの文の主語は”they”になります。
こうした代名詞への置き換えに、まだ不慣れなのでしょう。
今回の演習で、頭の片隅にでもこのことが残り、今後定着していって欲しいと思います。
複数形については、他に”this”と”that”の複数形を、新たに覚えてもらいました。
それぞれ”these”と”those”となり、それに続くbe動詞は”are”となります。
新しく覚える単語が増えましたが、ここで躓かないよう、来週も複数形の問題にチャレンジしてもらおうと思います。
こうして先生のエントリーを読ませて頂くと、本当に中学一年の英語は重要事項満載です。中学1年から高校3年までの「学校での英語学習(=文法)」を階段でたとえると、1段目~3段目の段差があまりにも大きく、高校に入ると段差はほとんどないに等しいです。
高校で学ぶ主役は語彙の習得のようです。文法と言っても、辞書をひけば載っている語法や慣用表現の確認だけで、高校の文法学習の中身は中学英語の復習にほかなりません。
だから、フライングして小学校時代から英語をやるとよいのかというと、小学校時代から「文法」をやる塾は少ないでしょう。体で覚えるという路線が主流であり、それは正しいと思います。
やはり、文法とのつきあいには適齢期があります。もしかすると高校かもしれないと私は思っております。中学時代はむしろ語彙を一つでもたくさん覚えたらよいでしょう。これは綴りも含めて正確に。暗記力は中学時代が人生の花です。
学校の教科書を見るとため息がでるほど語彙が制限されています。
魚は fish ですが、魚には無数の種類があります。漢字でもおわかりいただけると思います。であれば、英語はどうなっているのか?鮭は?秋刀魚は?わかるわけない?じゃ、和英を引いてみよう。自分勝手にやればよいのです。
こうして他人に言われなくても、自分勝手にあれこれやっていってほしい時期ですね。その気になれば、中学時代に高校3年で学ぶ語彙は習得できるでしょう。辞書をぼろぼろにすることです。英和も和英も。とくに後者を。