岸本です。
今日は、補講の5回目です。
単語の確認と英検の問題演習を行いました。
復習が足りていないのか、今日は間違いが多く、次回の課題が多く残ってしまいました。
量はこちらで調整しますが、やはり基本は復習です。
前回、生徒さんの弱点についてもアドヴァイスしたので、それを意識すれば効率もあがるでしょう。
継続は力なりです。頑張って欲しいと思います。
さて、後半は今週末の受験するという英検5級の問題演習を行いました。
学校での習った文法事項でも5級ならば十分解けますし、その気になれば満点も狙えます。
ただ、初めての受験ということで、まず問題形式に慣れてもらうため、本番と同様の時間をとって、模試形式で演習を行いました。
ただし、時間の関係上、今日は筆記試験に限りました。
筆記は全部で25問、基本的な文法や会話、そして並べ替え問題です。
きっかり時間内に解き終わり、24問正解という成果を見せてくれました。
これまでの文法については、非常によくできていたと思います。
間違えた箇所も、会話の決まり文句の部分で、それほど大きなミスではなく、ちゃんと覚えなおせば大丈夫です
演習は問題を解くだけでなく、解答もまた重要です。
今回は、解答にも時間をかけ、単に正解だけを確認するのではなく、それ以外の選択肢ではどうして誤りなのかを考えてもらいました。
例えば、”It’s ( ).”という文において、どうしてmineが正解で、myは間違いなのか?というようにです。
そうすることで、単に所有代名詞の勉強にとどまらず、所有格が名詞と共に用いられるという文法を知ることにつながり、汎用性の高い知識が獲得できます。
その他、しっかりと見直すことなど、基本的なことを確認していると、あっという間に時間が過ぎ、少々時間をオーバーしてしまいました。
次回からは気をつけますが、最後まで集中力を切らさずに聞いてくれていた生徒さんの姿勢は素晴らしいものだったと思います。
明日はまずリスニングを行い、残りの時間は必要に応じて更なる問題演習を行いたいと考えています。
>5級の取り組み
よい復習の機会となりましたね。正解率からも窺えるように、本人の力が問題に対しておおいに勝っているわけです。このような「勝ち癖」は大事にしたいと思います。たとえば、中学3年生の人が英検4級にトライすれば、きっと正解率は高いはず。オール選択形式であるという点でスコアが本人の予想以上に高くなる傾向があります。それは、ある意味で下駄を履かせてもらっている経験ではありますが、とかく英語の試験というと、自分で思う以上に悪い点を取りがちな生徒たち。高校生なら(ときに大学生でも)英検3級の問題がよい「癒し」になります。問題が標準的であり、意地悪な問題はない点も、復習に最適なポイントです。