福西です。この日は「まちがいさがし」をいくつかしたあとで、次のことに取り組みました。
「6」マスで作れる形を、何通り見つけられるか?
ただし、以下のことが条件。
・形は「つながっている」こと。(点ではつながっているとはみなさない)
・くるりと回してぴったり重なるものは、「同種」とみなす。
・鏡写し(ぱたんとして重なるもの)は、「新種」とみなしてよい。
そのことを、工作用紙の方眼を利用して、実際に図にして調べてもらいました。
生徒たちは、ルールが分かると、あとはおのずといろいろな「新種」を見つけていました。一番多い人で、20種類以上見つけていました。
この問題は、「6だからといって、答が6つではない」ところに驚きがあります。
「まだもっと見つける!」「家にこの紙、持ってかえっていい?」という声がちらほら聞かれました。
この日が、もし生徒たちの探究心の扉の一つをそっと手押しできていたならば、幸いです。