福西です。この日は1時間を使って、多面体の折り方(薗部式ユニット・24面体)を教えました。
パーツの折り方はすぐに覚えられましたが、問題は組み立ての方です。一歩間違えると、角度がおかしくなって正6面体になってしまうからです。
立体に起こすことに、しばし頭を悩ませました。
24面体は、はじめて作る2年生で、40分~1時間で1個作るのが、ちょうどの難易度のようです。
早くできた人には、正6面体も作ってもらいました。
正6面体は圧倒的に作りやすく、すっすとできました。
「まだもっと作りたい!」と言っていたので、次回はおさらいもかねて、簡単なバリエーションを教えられたらと思います。
さて、作った多面体で、以下のことを確認しました。
正6面体の
・点(角)は8つで、6つではないこと。
・辺は12あること。それは、どういう着目で数えると、間違えにくいか。(*)
・面は6あること。
(*)数え方の一例としては、「上面4」+「下面4」をまず数えて、最後に、「上下をつなぐ柱が4」あることを確認する方法があります。くるくる回してカウントするのは、頭が混乱してきます。
24面体(今日作ったもの)の
・点(へこんでいる角も含めて)は12ある。
・面は24ある。
最後に、次の問題を宿題に出しました。
・24面体の辺はいくつあるか?
来週、その答え合わせをしましょう。