0428 中2英語

浅野です。

まずリスニングでは紛らわしい発音の識別に挑戦しました。”l”と”r”(lightとright)、「オウ」と「オー」(boatとbought)、「アー」と「あ~」(heartとhurt)などです。今の段階ではこうした紛らわしい発音があるのだということさえ頭の片隅に置いてもらえれば十分です。

Kさんは過去形についてかなりしっかりと理解できているようでしたので、意地悪な問いを出しました。”He shut the door at seven.”という英文を和訳せよという問いです。これを「彼は7時にドアを閉めた。」と正しく訳してくれたのですが、”shut”は現在形と過去形が同じ形なので現在形で訳しても意味が通るのではないかと私は聞きました。そう、現在形なら三単現の”s”がつかなければならないので、この英文は過去形だと解釈しなければなりません。

Oさんは英語という山を一歩一歩自分の足で登っているように感じます。”We sometimes play tennis.”を過去形にせよという問題では、迷いながらも”We sometimed play tennis.*”と書いてくれました。そのようにする気持ちはよくわかりますが、過去形にするのは動詞なので正しくは”We sometimes played tennis.”です。英語ではどの語が動詞なのかを強く意識することが重要です。また、”They lived in New York.”を疑問文にせよという問題では、be動詞を使うのか一般動詞を使うのかと質問してくれました。私はその質問の意図が最初わからなかったのですが、よくよく聞いてみると意図がわかりました。この英文の意味内容を考えるなら、”Were they in New York?”でも”Did they live in New York?”でもよいのではないかという疑問だったのです。確かにどちらも正しい英文で、それが表す内容もかなり近いです。これでbe動詞と一般動詞の形の違いをより深く理解できたおかげか、その後は快調に進んでいました。

Sさんは英語の構造になじんできたようです。基本的な肯定文、否定文、疑問文については辞書さえあれば意味がわからないことはまずありません。ただ、特殊な構文が使われているときには意味が取れずに困ったようです。”John is not using a computer now.”という文の意味だけがわからないとのことでした。これはbe動詞+動詞のing形で「~しているところだ」という意味を表す現在進行形です。しかもわかりにくいことにuse+ingでusingになっています。そう説明するとわかってくれました。