岸本です。
春学期は今日で最後となります。
単語の意味など細かな点に口うるさくいってきましたが、それ以上に大事なのは、勉強への姿勢や取り組み方を学び取ることです。
その取り組み方のひとつとして、テストの見直しがあります。
それを中心に、春学期最後のクラスを進めていきました。
先週はやっていなかったため、2週間ぶりだったのですが、そのせいか、あまり結果は芳しくありませんでした。
発音を覚えていても、それをアルファベットに置き換えることができない部分が多々見られました。
母音は確かに難しいですが、まずは子音からでも良いので、少しずつ確実に覚えていけるようにして欲しいと思います。
次に、簡単な会話表現として”Thank you for ~.”を扱いました。
単なる”Thank you”ではなく、何に対してのお礼なのかを述べることで、表現の幅が広がることでしょう。
続いて、学校でのテストの見直しを行いました。
生徒さんは皆、結果に落ち込んでいましたが、出てしまったものはいくら気にしてもしょうがありません。
次、そしてこれからを見据えて、間違えたところを直すのが大事なのです。
今回は問題用紙を持ってきてくれた生徒さんの問題を、もう一人の生徒さんにも解いてもらいながら、解答や解説を行っていきました。
間違いが見られた部分の一つにはbe動詞の問題がありました。
前々回も説明しましたが、まだ生徒さんの中で理解・定着はしきれていなかったようです。
そこで改めて、「何故間違えたのか?」、「他の答えでは何故ダメなのか?」、「解答は何故正しいのか?」を尋ねながら進めていきました。
そうする中で、主語を見抜くことが大切だと気づいたはずです。
この力は、長文の読解でも役に立ってくるので、この時期から取り組んでいけば、十分な力になるはずです。
英語だけに限りませんが、テストの丁寧な見直しは自分の弱点を見つけ出すチャンスであり、それを克服する手段になります。
その本質を生徒さんなりに受け取って、今後に生かして欲しいと思います。