浅野です。
もう定期テストの迫っている学校があるようです。しかもto不定詞が範囲なので大変です。というわけでその範囲での質問を受け付けました。
Kさん、Oさんとも、不定詞の三用法の識別に苦労していました。そもそも不定詞とは文全体の動詞ではないけれども動詞の原形が用いられることを指します。よってまずは文全体の動詞と不定詞とを区別し、文の骨格をつかむことが第一歩です。
いくつかの例文をいっしょに見ていくと、名詞的用法(~すること)は比較的簡単に識別できるようになりました。というのも名詞的用法の場合はその部分が欠けると文の骨格が成り立たないからです。
残りの副詞的用法(~するために)と形容詞的用法(~するための)の識別は難しいです。その名の通り動詞を修飾すれば副詞的用法で、名詞を修飾すれば形容詞的用法です。to不定詞のところに名詞の脱落があれば確実に形容詞的用法です。
このように説明をするとややこしいので、ある程度は実際の英文で慣れるほうが早いかもしれません。次回はこの範囲に集中的に取り組みたいです。
Sさんは夏休みの間にあまり英語に触れていなかったようですが、春学期の最後のほうでつかんでくれたことは残っていました。現在・過去・未来の使い分けはかなりのところできています。これからto不定詞や助動詞を習うのでややこしくなりますが、時制のときのように手ごたえをつかんでもらえたらと思います。
>不定詞
手を焼く生徒は中学、高校を問わず多いようです。差がつくところです。先生がおっしゃるように「実際の英文」に接して慣れるのがよいと思います。できることなら、それぞれの用法の代表的な例文を自分の十八番にすることです。名詞用法といえばこれ、形容詞的用法といえばこれ、・・・と言った具合にです。