岸本です。
十月、中学校に入ってもう半年経ったのですね。
学校での勉強や部活、山の学校と大忙しでしょう。
4コマ目となると、集中力が落ちるのも仕方ないかもしれません。
このクラスでは、適度に休息をはさみながら、集中する時は短い時間でも勉強に集中して、効率的に勉強してもらえればと思います。
今日は単語の確認と、各々の課題に取り組みました。
長いことちゃんと綴れなかった”small”が、今回出来ていたのはよかったです。
この調子で、他の単語もしっかりと覚えていってください。
単語の確認の後は、テストが近いということもあって、それぞれ自分の課題に取り組みました。
一人の生徒さんは、命令文と三単現-sのについて勉強していました。
命令文では、be動詞の原形が”be”であり、一般動詞の場合とは異なることに注意してもらうようアドヴァイスしました。
動詞の「原形」の解説のついでに、三単現の-sも触れ、どういう時にそうなるのかを復習しました。
次いで、命令文の否定=禁止文についても解説してから、まとめとして練習問題に挑んでもらいました。
基本はきちんと理解できているようでしたので、様々なヴァリエーションの命令文に触れて、応用力をつけるようすれば「完璧」になるでしょう。
もうひとりの生徒さんは、一般疑問文の復習に取り組みました。
練習問題を解きながら、動詞がbe動詞か一般動詞かで、疑問文の作り方が異なることを、改めて確認してもらいました。
その際、基本となる英文(平叙文)の語順が「主語+動詞+(~を、~に)」であることも復習しました。
生徒さんは、この辺りの基本を最初忘れていたようでしたので、そこをしっかりと覚えておくと、応用が利くことをアドヴァイスしました。
更に、疑問文の答え方として、「be動詞で聞かれたらbe動詞、doで聞かれたらdoで答える」という原則をもう一度思い出してもらいながら、実際に口頭で答えるという練習もしました。
二人とも、これまでの復習が主でしたが、まだ「完璧」とはいえません。
復習することで、一歩でも「完璧」に近づき、英語を自分のものにしてほしいと思います。
>綴り
文法と並び外国語を者にするうえでの関門です。理屈がまったくないわけではありませんが、最初のうちは「理屈抜きに」書いて覚える他ありません。
一昨日、自習に来ていたA君は music でつまずいていました。逆説的なことを言えば、この時期は、どれだけたくさん間違うか?が重要です。鉛筆を持って練習しない人は間違うことを経験せず、なんとなくできると思ったりします。music のつづりをみて、音楽をイメージすることができるため、安易にそう思いこみます。ベストは、日本語→英語の練習です。
「書取の出来る漢字」は「読める漢字」ですが、その逆は必ずしも成り立ちません。
中学時代に学ぶ英単語の数は少ないです。それをどれだけしっかりと習得できるか、その学習態度が高校で直面する数多くの英単語の習得に生きてきます。
岸本先生の記事を拝読すると、綴りの指導にも大変丁寧な目がゆきとどいていることをいつも感じます。