12月20, 21, 27, 28日に行われた冬期講習の報告をさせていただきます。
中1のNさんは誠実に英語と向き合いました。be動詞と一般動詞の肯定文、疑問文、否定文と疑問詞を用いた疑問文を繰り返し練習しました。わからない単語があれば辞書を引き、それでもわからないところは質問してくれました。わからない事項があると教科書を参照するなど、筋がいいです。一度コツをつかむと大きく伸びるでしょう。そのコツの一つは文字と音声とを一致させることかもしれません。文字と音声が一致しないためにわからなかった単語が目立ちました。
中2のOさんは比較と不定詞・動名詞という、最近習った大きな項目の復習をしました。比較に関しては特に最近に習ったこともあり、多少語順で苦労するくらいでまずまずの出来でした。不定詞・動名詞はtoの後は動詞の原形だということも忘れていましたが、一度やっているのですぐに思い出しました。全体的にまだ英語への抵抗が根強そうです。英語をその気になれば読めるという段階まで行きたいです。
ふたりとも、英語特講で勉強を見る機会がありました。そのときに伝えたのは「間違うことで英語は伸びる」というメッセージです。日本語→英語の練習を繰り返したので、当然ながら間違いを連発します。「だから伸びる」ということです。ぼーっと教科書を見るだけ、あるいは勉強していると思っても、単に穴埋め問題に取り組むだけでは英語になれることは出来ません。徹底的に自分自身の「間違い」と対峙し、一つ一つのミスを丁寧に克服していってこそ、「英語は伸びる」ということを実感してもらえたらと思います。いうなればスポーツとまったく同じ理屈です。