浅野です。
英語小話を読みながら気づいたことがあればこちらからコメントするようにしています。今回はworseが登場したので、good-better-bestとbad-worse-worstという特殊な比較級、最上級の確認をしました。また、laughという単語も出てきたので、”gh”が”f”の発音になることもあるということに注意しました。
KさんはS,V,O,Cといった文型をばっちり理解していました。複雑な英文でもその構造を見抜くことができていましたし、自分で英語を書くときも構造上の誤りはありませんでした。第4文型(SVOO)と第3文型(SVO)の両方で英語を書くこともできていました。”That sounds nice.”を「あれはよく聞こえる」と直訳してくれたことからも文型を理解していることがわかります。ですので後はこの表現が「それはいいね」といった感じで会話では使われるということを知っておくだけです。
Oさんにはぜひとも文型という考え方を習得してもらいたいです。なぜなら文型に沿って考えると英文を正確に読むことができるからです。例えば”Seeing is believing.”という一見取っ付きにくい文でも、be動詞があれば第2文型(SVC)であることを意識すれば、「Seeingはbelievingだ」と訳せます。~ingは動名詞であることを思い出すと「見ることは信じることだ」と意味をつかめます。
Sさんは英文和訳にせよ和文英訳にせよ非常に緻密です。自信がないところは辞書で確認し、それでもわからないところは質問してくれます。命令文などはそうと意識しなければ辞書を引いてもわかりません。こうしたことについて説明されるとすぐにわかってくれます。自分がわからないところをしっかりと把握しているのがよいです。得てして英語が苦手だという人は何がわからないかがわからない状態になりがちです。