5/24 中学英語

岸本です。

予想だにしない方向に転がるのも、たまにはよいものです。
今日は、いつも以上に、生徒さんが作り上げたクラスとなりました。

初めは、いつも通り単語の確認でした。
学校での定期テスト前の生徒さんもおり、あまりよい出来とはいえませんでしたが、次回に期待しておきます。
それぞれの回答をチェックしたあとは、会話表現の確認に入りました。
今日は「I am happy ~.」「~して、私はうれしい」です。
CDで実際に聴いた後、例文を参考に英作をしていきました。
今回は一年生も、自力で表現しようとがんばっていました。

そして、後半は学校でのテストにむけた勉強に当ててもらいました。
といっても、テストが終わった生徒さんもいたので、彼らには見直しをしてもらうつもりでした。
しかし、コピーなどの準備をしている間に、テストを終えた生徒さんがテスト勉強をしている生徒さんに対して、「ツッコミ」を入れ始めたのです。
「そうじゃない」、「これは何?」といった質問とそれに対する答えが飛び交い始めました。
私は最初、その場を監督して、適宜口を挟むだけでした。
ところが、ある生徒さんが「予想問題を作ってください」と頼んできたのです。
この時点で、私は自覚するより前に、生徒さんたちの教えあいの空間に引きずりこまれて、彼らの同等者として参加することになったのです。
教科書を参考に手書きの予想問題をつくり、コピーして手渡ししている間も、生徒さんたちはお互いに教えあいを続けていました。

予想とは別の方向にクラスは進んでいきましたが、こうした教えあいの空間がおのずと形成されたことは、生徒さんたちのモチベーションが高いことを示しています。
私としては、それを維持させ、より英語を理解してもらうように努めるだけです。
願わくば、私の作成した予想問題集が生徒さんたちの役に立ちますように。

来週は、単語の確認と、一・二年生それぞれ文法の問題に挑戦してもらおうと考えています。