福西です。水曜日クラスでは、『Dixit』という、お話づくりと連想ゲームを合わせたようなことをしました。
前回、物の名前を、その名前を使わずに表現するという作文をしましたが、今回もその取り組みの派生です。
カードに描かれた絵を題材に、思いついた人から順番に、即興で「お話を作る人」になっていきます。
他の人たちはその1人のお話を聞いて、どのカードの絵をたよりに作られた話であるかを言い当てます。
このクラスでは、お話を当てる役よりも、それを作る役の方に人気が出ました。
1人が3~4話ぐらい、全部で15ぐらいのお話が作れたかと思います。
特に私がうれしかったのは、自分から発表することを普段ためらいがちな生徒も、この日は率先して「お話を作る人」に「なりたい!」と何度も手をあげていたことでした。
お話を作る順番が、「次の次の次」というように、予約待ちになることもしばしばありました。
4人が4人とも、それぞれに表現したいことがあって、それが土から出た双葉のように膨らんでいきました。
まだまだ出てきそうでしたが、あいにく時間となりました。
あっという間の1時間でした。