福西です。
先週(6/2)は、「時計」と「位取り」のプリントをしました。
後半は、定規で3角形を描きました。1辺の長さを2倍、4倍と変えることで、どのように3角形の形が変わるかを視覚的に認識しました。
1辺だけを長くする場合と、3辺ともに同じ倍率で長くする場合(後者は「相似」といいます。コピー機での縮小拡大にあたります)とでは、「~倍する」の意味が違ってきます。そこで形がだんだん予想と違ってきたり、思いがけず大きくなっていくことを認識することが重要です。
今週(6/9)は、「間違いさがし」をした後、以下のような模型を作ってもらいました。
一つ一つのジョイントの長さは、方眼紙の目盛を(2、4、6…あるいは5、10と)上手に数えます。また、同じ形を複数切り取る場合には、暗黙にかけ算を使って考えます。
目盛を数える、数を勘定する、それによって所望の形を得る、という課題でした。(これは「動き」ます)。
「数」は具体的な現象と密接な関係を持っています。来週はこのジョイントの長さ(数の組み合わせ)を変えて、動きがどのように変わるかを見たいと思います。