先月から高校男児某君とマンツーマン特訓を続けています。高2は一番差が付きやすい時期です。自信満々の生徒はどこを探してもいないでしょう。だとすれば私の仕事はそれぞれの生徒に不足する自信を根拠ある自信に変えることと認識し、先月から中学1年生の1学期から徹底的に復習しています。このねらいは、「英語の苦手な君に」で書いています。※某君の名誉のために書いておくと、彼はrunを「経営する」と訳せます。
前回は中1の1学期から3学期までを復習しました。やり方は、今までとは違って口頭で答えてもらいます。瞬間的に答えられるかどうかがポイントです。ちょっとでもつまったら、容赦なくやりなおし。次は、最初から最後まで紙に正解を書いてもらいます。口頭できちんと答えられる自信がついたら、紙に書くのはたやすいです。ただし綴りで間違う可能性があるので油断は出来ません。
前回は1時間で中1一年間の復習をみっちりやりました。今回は同じ一時間で中2の初めから中3の最後まで復習を終えることができました。大きな進歩です。彼はテニス部なので(もはや顔は真っ黒に日焼けしています)、今やっていることがいかに大切かを伝えるのはたやすいです。球出しで空振りしているようでは試合に出られないと言えば説明はおしまい(笑)。
月に一度のお付き合いですが、私はこれからも専属の球出しのコーチに専念します。次回はまた中一から始めます。ただし一回で中三の最後まで復習することを目指します。こうして彼が尻上がりに実力を伸ばし花を咲かせてくれたら、あや先生にお願いしている他の生徒たちも勇んで後に続くことでしょう。