高木です。
先週のブログに、Y君がドリルを自発的に家でやってきてくれたということを書かせていただきました。そのあとY君には新しいドリルをお渡ししていたわけですが、今日のクラスの始まる前、またY君はニコニコしながら私のところへやって来て、「ちょっとこっち来て」と私をみんなのいないところへ連れて行き、「これ」と言って、こっそりプレゼントのようにして私にドリルを手渡してくれました。まさかとは思いましたが、見ると、また最後のページまでドリルが終えてありました。一週間でドリルを一冊やり切るには、相当な努力が必要だったろうと思います。びっくりして褒めてあげると満足そうにされて、「次のドリルは?」と言うので、またお渡ししました。
Y君は周りのみんなに自分の成果をひけらかすでもなく、おそらく私をびっくりさせたいという気持ちも手伝ってでしょうが、いま自発的にドリルに取り組んでいます。また、Y君に限らず、みんなもそれぞれのペースで、非常に熱心に、かずに取り組んでいます。先週、山下先生がコメントをしてくださったように、みんなどんどん乗ってきているのです。
>こっそりプレゼントのようにして私にドリルを手渡してくれました。
目に浮かぶようです。これからますます、それぞれの子が、それぞれの仕方で、先生にプレゼントを渡してくれるのでしょう。教師冥利に尽きるというやつですね。