高木です。
現在ドリルについては、1年生のもので基礎を固めている子もいれば、2年生のものに挑戦している子もいますが、自作プリントでは、秋学期からはみんな2年生の内容に取り組んでいます。そのプリントで、今日は、漢数字をアラビア数字に直したり、数直線を読み取ったりしました。後者の数直線には、まだ慣れていない子が多かったです。
数直線では、たとえば200と300の間に目盛りがいくつあるかで、1目盛りの表す数が10、20、50と変わってきます。これは、1年生で学んだ、大きな数を単位で区切りながら並べ系列にする穴埋め問題の延長で、また、2年生で定規を使う際の基礎となるものです。100が2目盛りに区切られている場合は半分なので50だと直感でわかるようですが、5目盛りに区切られている場合は、なかなか1目盛りが20だと出てきません。みんな長い時間をかけて、粘って取り組んでくれていました。ここを頑張って乗り越えていきたいと思います。
>みんな長い時間をかけて、粘って取り組んでくれていました。ここを頑張って乗り越えていきたいと思います。
大事なところで、ここは先生にとっても勝負所です。
「自分がわかっていることを、いかに子どもたちにわかるように説明するか?」
最近、小学校はいろいろなとりくみをしていて、親を対象としたセミナーでは、「自分の子どもに算数を教えよう」というテーマがあったりします。問題を解く立場として算数、数学とつきあってきた大人にとって、それを教える、しかも我が子に教える、ということは、とても新鮮な切り口であるようです。
わかりやすく教えるには、常に、相手の身になって考える、という態度が問われますね。大人にとって、子どもたちにわかるように教える経験は、自分にとってプラスになる経験であることがとても多いです。