高木です。
かずのクラスがはじまってR君に元気がないので、聞くと、休み時間に少しけがをしたところが痛む、ということだったので、手当のため、R君と一緒に少しの時間だけ教室を離れました。少しの時間でも、先生が教室にいなくなると、だいたい騒がしくなるのが、私の小学校時代に経験してきたところです。しかしR君と一緒に校舎に戻って、廊下を歩いていても、声は聞えません。教室に入ると、みんな静かに自分の課題に取り組んでいました。そして待ちかねたように質問や丸付けのために声をあげてくれます。
最近とくに、学びの場の雰囲気が、できつつあるように感じます。みんなそれぞれに成長してきているのが、実感されます。
R君と校舎に戻る途中、赤く染まった広い空と、夕陽に照らされた眼下の街並みを見て、石段を下る足どりが、2人ともゆっくりになりました。それぞれの建物に反射する赤光の列を見たR君の、「街がもえてるみたい」という言葉が印象的でした。
>夕陽に照らされた眼下の街並み
印象的です。いずれ、あの時間帯であれば、太陽も沈み、街全体が美しい夜景に包まれます。冬が来たな。といつも思います。だれもが浮き足立つ春先と違い、勉強するにはよい季節になりました。山の学校にも慣れ、先生も生徒も気心が知れ、いよいよこれから実りのシーズン到来ですね。