来週月曜日から秋学期がスタートします。新しくスタートするクラスとしては、月曜日4コマ目のラテン語入門があげられます(すでに受講希望者が複数おられます。まだ定員に余裕はございます)。
簡単な紹介をしましょう。
山登りがそうであるように、山頂に向かうルートは一本ではありません。
従来の速習コース(鉄は熱いうちに打て!)は、何より一冊の教科書を最後までやり遂げたという達成感を味わうことに意義があると思います。
それに対し、今回設置する「ラテン語入門コース」とは、本当にゆっくりと一歩一歩をかみしめるように、歩いた軌跡を確かめるように、進んで参ります。納得しないと次に進みたくない、という気質の方には特にお勧めです。
教科書(デンマークのものです)を見ると、基礎的な例文が何度も何度も繰り返し出てきます。数ページしてようやく次の階段をのぼります。
ゆっくり進むと言うことはそれだけ忍耐力が必要です。しかし、ラテン語だけで書かれた教科書なのに、なぜか「わかる」という手応えから、ぐいぐい引き込まれること請け合いです。
すでに教科書を独学で終えた方、しかし、どこかすっきりしないまま今に至る方、ぜひご参加を検討下さい。