高木です。
このブログで先週ご紹介した「おなじ探し」のパズルには、大きく分けて二種類あります。
一つは、複数(いつもは5〜6枚)の絵の中から同じ絵の一対を見つける、という先週書いた内容です。
もう一つは、こちらが今日取り組んだ方なのですが、複数の絵の中から、同じ「組み合せ」の一対を見つける、というものです。たとえば、次のような、コップが5つ並んだ絵があるとします。
ー ワイングラス ー コーヒーカップ
B タンブラー ー コーヒーカップ ー マグカップ
ー カクテルグラス ー シャンパングラス
C ワイングラス ー マグカップ ー コーヒーカップ
ー シャンパングラス ー タンブラー
この中から、同じ組み合せ(セット)の絵を探すのです。
この場合、まず「A」と「B」を比較すると、「A」にはカクテルグラスは無いし、「B」にはワイングラスが無いので、違う組み合せだと分かります。また、それは「B」と「C」でも同じだということも分かります。「A」と「C」では、順序は違っても、同じコップが揃っているので、答えは「A」と「C」になります。
以上は単純化した例で、今日取り組んだ実際の問題では、こうした絵が5枚ある中から同じ組み合せの一対を見つました。なかなか複雑です。複数の情報を同時に処理することが必要だからです。でも、根気よく取り組めば、必ず解ける問題です。なかなか見つけられなくて唸りながら、最後には全員、解くことができました。
これまた新しい展開ですね。いろいろな切り口があるのですね。おもしろいです。子どもたちがワクワク取り組む様子が目に浮かびます。学びの中に大切な感動がありますね。高木先生は、不思議のポケットのように、たたけば何でも出てくるポケットをお持ちのようです。