福西です。
このクラスでは、前半に文章題などのプリント、後半にパズルをしていたのですが、先週からそろそろプリントをドリルに切りかえています。
またドリルへのささやかな励ましとして、新しくマイル通帳を作り直しました。ただし、この励まし方には、勢いがつくという意味ではいいところがあるのですが、1問1問をきっちり解くということには諸刃の剣なところがあって、生徒の性格によって合ったり合わなかったりします。そこで過去の反省も踏まえ、生徒の顔ぶれを見て、今の生徒の状態ならうまくいくと考えたので、導入しました。
マイルについてのルールは、これまでよりも厳密に、単に1ページをしたら1マイルではなく、全問正解のページについてのみ1マイルとしました。そうすることで妙な焦りは抑えられると思います。またもし間違いを含むページには、これまでしてきた「間違い探し」を応用して、自分自身で間違いの箇所を探すということにしました。結局、急いだ分損をするのであって、量をこなすのと同時に、正確さも磨いて欲しいというのが願いです。
また「マイル」は、自分の中だけで通用するがんばり通貨で、自分で自分に目標を立てるための助けであって、決して他人のがんばりと比較するためのものではないということも、これが破られたらマイル通帳はなくしてしまわないということも言いました。
そして、お家でしてきた分については、お母さんのチェックをもらうようにお願いしました。ご家庭でのドリルのまるつけを通して、見守っていただけたら何よりありがたく、それに優るお子さんへの励ましは無いものと思われます。
Ryoma 先生のされていることの根っこには、いつも「すべては子どもたちのために」という気持ちがあると感じられます。うまくマイルの仕組みが軌道にのるといいですね。