0305 中学数学B

浅野です。

 

総合練習ということで京都府立高校の過去問を続けました。

 

どの範囲も満遍なくできていて、苦労するのは相似などの図形問題くらいだというところにまで来ています。もう高校進学が決まっていて府立高校の中期試験を受けることのない生徒に言うのもあれですが、設問の流れに乗るのが問題を解くコツです。三角形の面積を求めたいときに、前の設問で高さにあたる部分の長さを出していたら、それを使うのではないかという発想です。それと問題文中で与えられた条件は全て使うという暗黙のルールがあるので、まだ使っていない条件があればそれにも注目します。

 

これらは試験テクニックであると同時に、数学のある種の本質にも関わっていると思います。未知数が3つで意味のある式が3つあればその方程式が解ける、2辺とその間の角がわかれば三角形が1つに定まる、といったように、ある事柄を決定したいときにどのような条件が与えられればよいのかという発想をするといったことです。